2015.10.09更新

最近インターネット取引がより身近になりました。そして、取引の決済にクレジットカードを使える場合も多くなりました。ところで、クレジットカードでの決済は、代金引換などの他の決済方法に比べると便利ですが、消費者被害にあうことも多いです。まず、利用しているサイトのセキュリティを確認してください。クレジットカード番号やその他個人情報漏えい防止のため、情報の入力送信の前に、利用されるサイトがSSLの暗号化技術を採用しているかを確認する必要があります。SSLとは、送信情報を暗号化することによりインターネット上で情報が盗み見られることを防ぐ高度なセキュリティ技術で、現在最も普及しています。MicrosoftのInternetExplorerなどでSSL通信が利用できます。SSLを採用しているホームページでは、ブラウザの上部もしくは下部にセキュリティ安全を示す錠前または鍵のマークが表示され、URLが「https://」に変わります。なお、鍵マークが表示されていなくてもSSLに対応している場合もあるようです。また、より安全にインターネット上でクレジット取引するため、本人認証システムの導入が拡大してきています。本人認証システムとは、インターネット上でのクレジット決済を行うために、大手のクレジット会社が推奨している本人認証のためのセキュリティシステムです。インターネット上で買い物をする際、クレジットカード番号等の入力に加えて事前に所属のクレジットカード会社のホームページ上で登録したID・パスワードを入力することにより、本人認証を行います。本人認証によりなりすまし等の不正取引を防ぐことができます。インターネット上でクレジットカード番号や個人情報を入力される際には以上の点に留意してください。

 

 

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投稿者: 今村法律事務所

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