2015.05.15更新

政府は,5月14日,臨時閣議を開き,集団的自衛権の行使を可能にし,自衛隊活動の拡大を図る安全保障関連法案を決定した。戦後70年間,日本は憲法9条に基づき,海外で武力行使をしない専守防衛を根幹とした安全保障政策をとってきた。しかし,この閣議決定により平和憲法の根幹を変える動きが起きようとしている。集団的自衛権を行使する国が「普通の国」であれば,我が国は先の大戦を経験して多数の犠牲を払った結果,憲法9条で「普通の国」にはならないことを宣言したのではなかったのか。

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投稿者: 今村法律事務所

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